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垂木[たるき]
垂木(たるき)は木造・鉄骨構造などの建築における小屋組構造材である。棰(木へんに垂)とも書かれる。 軒桁-母屋-棟木の上に等間隔に渡される。垂木の上に野地板や構造用合板などを張り、屋根下地とすることが多い。 == 概要 == 多くは軒天井・鼻隠等をして隠してしまうが、構造上の垂木の下に勾配をゆるくして化粧材で作った垂木を並べて造られることもある。この場合、表に出ない垂木の事を野垂木(のだるき)、表に出された垂木のことを化粧垂木(けしょうだるき)という。萱葺や藁葺の屋根の場合は、竹が用いられる(垂木竹(たるきたけ))。ほかに、社寺建築では、斗栱と共に付けられている「尾垂木(おだるき)」や二軒(ふたのき)という垂木が2段、3段に配置されているもの(建物奥の「地垂木(じだるき)」と、手前の「飛えん垂木(ひえんだるき)」)のように装飾的な垂木もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「垂木」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rafter 」があります。
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