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楓川 : ウィキペディア日本語版
楓川[もみじがわ]
楓川(もみじがわ)は東京都中央区にかつて存在した河川である。日本橋川兜町付近(現在の江戸橋ジャンクション付近)から南へ分流し京橋川桜川合流地点(現在の京橋ジャンクション付近)に至る約1.2kmの河川であったが埋め立てられ、現在は首都高速都心環状線がその跡を通る。
== 歴史 ==
江戸時代にこの近辺の土地が造成・整備され、その際に出来た人工のが楓川である。江戸初期のころは楓川よりさらに櫛型に運河が多数掘られていたが大部分は江戸時代に埋め立てられた。江戸時代以前は楓川付近は海岸線付近であったと考えられる。
車や鉄道がない時代、水路は生活物資を運ぶ重要な交通網であった。特に日本橋川から江戸市中に物資を運びやすい楓川周辺には商人や職人が多く住み、川岸には河岸や蔵が並び、近代に至るまで経済の中心として栄えた。
しかし、戦後のモータリゼーションの影響で水路は次第に重要視されなくなり、楓川も高速道路建設のため埋立られることとなった。埋立は1960年(昭和35年)から始まり、京橋川、桜川とともに1965年(昭和40年)には水路としての楓川は完全に消滅した。
なお、新場橋より弾正橋までの部分では、高速道路は既存の道路の下を通る構造となっているため新場橋、久安橋、宝橋、松幡橋、弾正橋は残されている。また、永代通りに架かる千代田橋はその上を高速道路が通っているにもかかわらず、欄干、橋柱などが当時のまま残されている。海運橋は橋柱のみ保存されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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