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楓渓 : ウィキペディア日本語版
楓渓[もみじだに]
楓渓(もみじだに)は、三重県四日市市水沢町(すいざわちょう)の山の坊(現在の宮妻)にあるもみじの名所。楓谷とも書く。
==概要==
鈴鹿国定公園に位置し、11月下旬ごろの紅葉シーズンには、もみじまつりが開催され、夜間にはライトアップされる〔四日市市観光協会 四日市散策マップ西部編 (2010年3月10日閲覧。)〕。四日市市水沢地区の茶畑を通り過ぎ、三交バス終点宮妻口バス停より、車道を右折するとすぐ目の前に、車道左側から谷川を挟んで対岸まで、このあたり一帯にもみじの林が広がっており、幹の周囲が一抱えもあるような老樹が繁茂している。紅葉だけではなく新緑の時期も格別である。谷川沿いに東海自然歩道が通っており、林床には、シャガフキミツバイカリソウヤブコウジテイカカズラなどが見られ、よく整備されている。
楓渓より、三重県道44号宮妻峡線を西へ1 kmほど登ると、道路南斜面に、伊勢茶の産地水沢茶発祥の地とされる、冠山茶の木原(市指定記念物(史跡))がある〔四日市の指定・登録文化財 冠山(かんざん)茶の木原 (2010年3月13日閲覧。)〕。さらに終点まで登ると、宮妻峡ヒュッテと呼ばれる、四日市市営のキャンプ場や、鎌ヶ岳入道ヶ岳などの登山基地となっている〔西尾寿一『鈴鹿の山と谷5』ナカニシヤ出版、33項。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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