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機能地域[きのうちいき] 機能地域(きのうちいき、)とは、ある場所を中心にさまざまな小地域が結合して大地域となる1つの経済圏や都市圏を形成しているもの。市町村や鉄道・道路の沿線地域などは機能地域の例である。 機能地域は一般に複数の地点を結びつける結節点(中心点)を持つ〔松岡ほか、2007、104ページ〕。先の例では市町村に対する市役所や町村役場、鉄道に対する駅が該当する。 == 研究史 == 機能地域は「等質地域(Uniform region)」と対比して語られることが多い〔松岡ほか、2007、103ページ〕が、等質地域に比べて観察されにくいことから概念として成立するには時間を要した。 機能地域の端緒は19世紀前半に提唱されたチューネンの「孤立国()」である。20世紀に入ると、社会学や経済学の発達に伴い、都市圏や商圏といった概念が生まれ、クリスタラーが中心地理論を発表したことにより、研究が加速した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「機能地域」の詳細全文を読む
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