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次亜塩素酸水 : ウィキペディア日本語版
強酸性電解水

強酸性電解水(きょうさんせいでんかいすい)は次亜塩素酸(HClO)を主成分とした水溶液であり、塩化ナトリウム電解質として加え、イオン交換膜を介して電気分解したとき、陽極側に生成する強酸性を示す電解水で強い殺菌作用がある。機能水の1つとされ、強酸性水とも呼ばれる。また、食品添加物(殺菌料)に指定され強酸性次亜塩素酸水とも呼ばれている〔官報 第3378号厚生労働省令第75号〕。
なお陰極側の水溶液は強アルカリ性電解水と呼ばれ、油脂等の有機物除去効果がある。

== 小史 ==
1987年に強酸性電解水生成装置が誕生し、すぐれた殺菌・消毒剤として広く用いられるようになった〔土屋桂、堀田国元「酸性電解水の化学 」『拓殖大学理工学研究報告』9(2)、2004年10月、21-30頁〕。強酸性電解水は厚生労働省によって、生成装置が1996年に手術者及び介助者の手指消毒〔薬品医療機器総合機構 基準の詳細 強酸性電解水生成装置〕、1997年に消化器内視鏡洗浄消毒〔日本機能水学会監修『機能水による消化器内視鏡洗浄消毒器の使用手引き第2版』2015年〕の用途で医療機器として認可され、2002年には生成装置とセットで次亜塩素酸水として食品添加物に認可された(''詳細は次亜塩素酸水を参照'')。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「強酸性電解水」の詳細全文を読む



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