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歌川芳雪[うたがわ よしゆき] 歌川 芳雪(うたがわ よしゆき、生没年不詳)とは、江戸時代後期の浮世絵師。 == 来歴 == 歌川国芳の門人。通称は孝太郎、歌川を称した。一嶺斎(いちりょうさい)と号す。本所一ツ目の船宿、八幡屋の子。作画期は弘化(1844年 - 1848年)から文久(1861年 - 1864年)の間で、武者絵を良く描いたが作品は少ない。国芳門下の美男子といわれ、国芳と特に親密にしており、下絵を国芳に請い菊慈童の刺青を全身朱色入りで刺し上げたといわれる。深川芸者を妻とし代地河岸にて料理屋を営んだが、失敗してしまう。その結果金策と称して妻は家出し、芳雪自身は文久年間に精神に異常をきたし錯乱して自刃したと伝えられる。 一枚絵の錦絵「江戸名所の内浅草」及び「江戸名所の内王子」は、大判一枚の中に江戸名所を背景にして描いた美人画である。なお全くの別人であるが、大坂に歌川芳梅の門人で、南粋などと号した森芳雪がいる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「歌川芳雪」の詳細全文を読む
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