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歌川豊年[うたがわ とよとし] 歌川 豊年(うたがわ とよとし、生没年不詳)は、江戸時代後期の浮世絵師。 == 来歴 == 二代目歌川豊国の門人。初代歌川豊国の長男。名は直次郎または長次郎。画業に就かず木版師になったが、放蕩のため父から勘当され、住所不定であった。しかし、文政8年、父の没後、2代歌川豊国の門人となった。文政末期から天保頃に作画期を持つ。天保2年(1831年)頃、2代豊国の「風俗六玉川」にコマ絵〔コマ絵とは浮世絵版画の右上または左上の枠取りしたスペース(小間)にカットのように添えられた絵や文字を指す。一見、主題の絵とは無関係のように見えるが、何らかの共通事項で関連を持ち、表現の次元を広げたり、揃物のまとめ役をしたりしている。〕を描いている。他に摺物「七福神」を2代豊国、歌川国貞、歌川国満、歌川国芳、歌川国直らと合作している。他に横大判の版下絵「新判子供手遊一代守本尊掛物がく尽」も知られている。一人立ちができないうちに没したといわれる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「歌川豊年」の詳細全文を読む
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