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闘茶(とうちゃ)とは、中世に流行した茶の味を飲み分けて勝敗を競う遊び。日本では回茶・飲茶勝負・茶寄合・茶湯勝負・貢茶、中国では茗茶・銘闘などの異名がある。 中国の唐代に始まって宋代に発展したと考えられているが、日本に伝来後は中国・日本ともにそれぞれ独自の形式を確立させた。 == 中国 == 宋代の一つの遊戯として茶比べが行われ、闘茶・闘試・茗戦などと呼ばれた。 蔡襄の『茶録』には、茶を点てて茶碗に水の跡が先に付いたのが負けで長く水の跡が付かないのを勝ちとした遊戯が伝えられている。 他に、茶に上・次の等級をつけて茶の良否を争う茶比べや、茶の味と香りを競う闘茶の記録がある。茶の序列の付け方には一定の基準があったようである。 宋代には白茶が尊ばれるようになり、茶を点てた時の湯の色の白さを競うものもあった。この白茶は現代の中国茶の分類の一つである白茶とは異なる、宋代独特のものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「闘茶」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tocha (game) 」があります。 スポンサード リンク
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