翻訳と辞書
Words near each other
・ 正の数と負の数
・ 正の整数
・ 正の木稲荷祭り
・ 正の相関
・ 正の調節
・ 正の走性
・ 正の選択
・ 正の重力
・ 正ふく水管
・ 正イオン
正カレント
・ 正コレステロール血症
・ 正ジョウ白旗
・ 正スポンジ
・ 正チャンの冒険
・ 正ノ宮正八幡神社
・ 正マグマ鉱床
・ 正リン酸
・ 正一位
・ 正一位井手神社


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

正カレント : ウィキペディア日本語版
正カレント[せいかれんと]

数学、特に複素幾何学代数幾何学複素解析では、正カレント(positive current)は、n-次元複素多様体上の分布(distribution)に値を取る(positive)な (n-p, n-p)-形式のことである。
公式な定義をするために、多様体 M 上のカレントは(定義により)分布に係数を持つ微分形式である。M 上で積分すると、カレントを「積分のカレント」として、つまり、汎函数
:\eta \mapsto \int_M \eta\wedge \rho
として考えることができ、コンパクトな台を持つ微分可能な形式である。このカレントという方法は、双対空間の元として考えることもできて、コンパクトな台を持つ微分形式 \Lambda_c^
*(M) と考えることもできる。
さて、M を複素多様体とすると、カレント上でホッジ分解 \Lambda^i(M)=\bigoplus_\Lambda^(M) を、自然な方法で定義することができる。自然な方法とは、(p,q)-カレントが \Lambda_c^(M) 上の汎函数となることである。
正カレントは、ホッジタイプ (p, p) の実カレントとして定義され、 (p, p)-形式のすべてで非負な値を持つ。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「正カレント」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.