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正中菱形舌炎[せいちゅうりょうけいぜつえん]
正中菱形舌炎(せいちゅうりょうけいぜつえん、Median rhomboid glossitis)は、舌の病気の一つ。舌背部正中後方1/3の部位に菱形、楕円形の乳頭のない赤い平滑な部分が存在する状態。正中菱形舌炎という名称であるが、真の炎症ではなく非炎症性の病変である〔高橋ら〕。二次的に炎症が見られる場合もあるが、自覚症状は乏しく歯科医院に受診した際に発見される事が多い〔。二次的な炎症等がなければ、治療の必要性はない。 == 原因 == 現在のところその原因は不明である。 最も有力な説は胎生期において通常萎縮する不対結節(無対結節)が残存することによるとされている〔下野ら, p.66〕〔が、小児に発生が少ない〔ことから、他の原因も考えられており、真菌であるカンジダ・アルビカンスによるものであるとの説が有力となってきている〔栗田, p.70〕〔南雲, p.100〕。 これ以外に、梅毒、アレルギー反応、鉄分とビタミンBの不足、喫煙、義歯の使用、ホルモン失調、糖尿病等の説があげられたことがある〔張ら〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「正中菱形舌炎」の詳細全文を読む
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