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毛利親直[もうり ちかなお] 毛利 親直(もうり ちかなお、嘉永5年(1852年) - 明治10年(1877年)5月18日)は、長州藩一門家老である吉敷毛利家の14代。 父は毛利広悌(ひろやす)。養父は毛利元一。通称藤四郎、幾之進。留学中の変名は土肥又一。吉敷毛利家を離籍後は上野五郎と名乗る。 == 生涯 == 嘉永5年(1852年)一門阿川毛利熙徳の弟・毛利広悌の四男として生まれる。文久3年(1863年)一門吉敷毛利家毛利元潔(元一)の養子となる。藩主・毛利敬親より偏諱を受けて親直と名乗る。慶応2年(1866年)幕府による第二次長州征討を受けた際に、遊撃隊総督となり、芸州口で幕軍と戦い勝利を収める。慶応3年(1867年)藩命により福原芳山、河瀬安四郎と供に兵学を学ぶためイギリスに留学する。明治3年(1870年)養父元一の隠居により留学先で家督を相続。明治5年(1872年)帰国。明治7年(1874年)病を理由に吉敷毛利家から離籍し、上野五郎と改名(吉敷毛利家の家督は元一が再襲し、元一は改めて重輔を養子に迎えている)。明治10年(1877年)西南戦争に、幕僚参謀として従軍し、5月18日熊本で戦死。享年26。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「毛利親直」の詳細全文を読む
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