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民族統一主義[みんぞくとういつしゅぎ]
民族統一主義(みんぞくとういつしゅぎ、Irredentism)とは、同一民族の居住地域であるにもかかわらず、歴史的経緯から複数国家の領域となっている地域を自国に編入しようとする運動のことである。「同一民族統一(併合)主義」とも呼ぶ。 == 概要 == 本来、この用語は19世紀のイタリア統一後に、イタリア人が住む土地でありながらオーストリア=ハンガリー帝国の領土となっている南チロルやトリエステ(未回収のイタリア)をイタリアに編入しようとする思想や運動のことを指していた。それが転じて他の地域の同様な思想についても用いられるようになった。 したがって、原語の「イレデンティズム」 (Irredentism) はイタリア語の「未回収のイタリア」 (Italia irredenta, イターリャ・イッレデンタ) に由来する。 この思想は当該地域の領有国家間において深刻な対立を招くことがあり、しばしば民族紛争に発展することがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「民族統一主義」の詳細全文を読む
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