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民間人(みんかんじん、private citizen)とは、「政府の機関・組織に属さない人」〔「公の機関に属さない人」デジタル大辞泉〕、及び「(軍人等の)戦闘員ではない人々」〔「軍人及び戦闘員ではない人々」デジタル大辞泉〕のこと。 英語ではprivate citizenに相当する〔goo 辞書〕。なお、private citizenに近い意味の言葉として:en:private sector(民間部門)という言葉もある。 == 軍人と民間人 == 戦時において、戦闘能力を有する者(例えば敵軍の軍人など)を殺害することは、法的に見て正当化される〔ジュリスト第 283~288 号、p.61〕 。そもそも戦闘で殺される可能性も織り込んでいる職業が軍人、戦闘による負傷や死を受け入れるべき職業が軍人、というわけである。ただし、戦闘能力を剥奪された者を殺害したり暴行を加えることは許されない〔ジュリスト第 283~288 号、p.61〕。軍人が戦っている場合でも、一旦捕虜となった場合は、ジュネーブ条約に基づき、基本的人権が保障される。 それに対して、何人であれ、民間人(戦闘員ではない人々)を殺害することは、非人道的な行為とされており、国際的に認められていない。人道に対する罪という概念も生まれた。 正規の軍人ではない民間人を軍事要員として編成されたものを民兵と呼ぶ。 戦後の日本では自衛官は国際的な法で、軍人として扱われている。(ただし日本は憲法第九条では自衛隊を交戦権を持たない戦力と定義されている。〔日本国憲法 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S21/S21KE000.html〕)その場合、民間人は自衛官以外に相当する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「民間人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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