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水ノ子島灯台[みずのこじまとうだい]
水ノ子島灯台(みずのこじまとうだい)は、豊後水道の中央に位置する無人島、水ノ子島にある石造の灯台。大分県佐伯市に属する。日本の灯台50選に選ばれており、Aランクの保存灯台のひとつでもある。離島の灯台としては日本一、石造の灯台としては島根県の出雲日御碕灯台に次いで日本で2番目の高さを有する。 == 概要 == 日清戦争を機に海運助成策が積極的に推進されたたこと、及び、呉鎮守府を母港とする艦隊が豊後水道を航行する際に水ノ子島が障害となったことから建設された〔 三重野勝人、「大分縣地方史」(181), pp.24 - 41 , 2001-3、大分県地方史研究会〕。本灯台の工事は灯台建設史上でも屈指の難工事で、完成までに4年という異例の長期間を要した。灯台の構造は、内側に煉瓦を積み、その外側に徳山産の花崗岩を装石積みにしたもので、内部は8層とされていた〔大いに成るほど〜近代化遺産編 水ノ子島灯台:大分県南海部郡鶴見町 週刊朝日2002年10月18日号〕〔日本の歴史的灯台 水ノ子島灯台 一般社団法人燈光会〕。 木下惠介監督、佐田啓二・高峰秀子主演の1957年(昭和32年)の映画『喜びも悲しみも幾歳月』や、その29年後の1986年(昭和61年)のリメイク版『新・喜びも悲しみも幾歳月』のロケが行われたことでも知られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水ノ子島灯台」の詳細全文を読む
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