翻訳と辞書 |
水上機母艦[すいじょうきぼかん] 水上機母艦(すいじょうきぼかん)は、水上機の運用を行うことを専門とした軍艦のこと。通常、水上機を搭載・整備する施設を持ち、それを射出する装備(カタパルト)を持つことも多い。 かつては広義の航空母艦に含まれていたが、艦上機を運用する本格的な航空母艦が発達して以降は区別されることが一般的である。大型飛行艇の運用を支援するための軍艦は飛行艇母艦と呼ばれ、水上機母艦とは区別されることも多いが、水上機母艦の一種としても扱われる。 == 概要 ==
世界的に見ると水上機母艦は港湾等において水上機の移動基地として使用することを目的としたものが多い。しかし、一部には艦隊に随伴して行動し、洋上での機動的運用を目的としたものもある。英語では前者について、後者についてと呼んで区別することがあるが、それぞれの語を水上機母艦一般にあてることもあり、必ずしも用語法は明確ではない。日本海軍においては、軍縮条約による米英との戦力差を少しでも解消することを狙い、後者の部類に属する特殊な水上機母艦が建造された。 移動基地的な用法の水上機母艦は、補給や整備、搭乗員の休養設備を有しているが、カタパルトなどは装備していないことがあり、一般に低速である。駆逐艦などを改装した、水上機の収容設備すら持っていない小型の母艦も存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水上機母艦」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|