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水俣市(みなまたし)は、熊本県の最南部に位置する市である。西は不知火海に面して天草の島々を望み、もともと海の幸、山の幸に恵まれた風光明媚な土地である。重く長い公害の歴史を経て現在では環境都市づくりを推進している。 == 地理 == 熊本県の最南部、熊本市から南西に約70kmの場所に位置する。南は鹿児島県に接し、西は不知火海(八代海)に面するリアス式海岸である。中心部はJNC(チッソの子会社)とその関連工場などが多く立地し工業都市のイメージがあるが、北・東・南の三方を山に囲まれ緑の多い土地である。人口は水俣病発生後しばらくしてから減少傾向が続いており、2000年代前半に3万人を割り込んでいる。 * 山:矢城山(586m)、大関山(902m)、国見山(867m)、鬼岳(735m)、矢筈岳(687m) * 川:水俣川、久木野川、湯出川 水俣川支流の久木野川上流久木野地区は97%が森に覆われた水の美しい地域で、農林水産省の日本の棚田百選に選ばれた寒川地区の棚田もある。また、大学山の照葉樹林は環境省のかおり風景100選に選ばれており、明治時代より林業に力をいれ、スギ、ヒノキの植林を行っている。1996年から市民参加により、大学山の緑を倍増すべく「水源の森」において植樹、下刈りを行っている。水源の森は、全ての市民参加で植えた森としては全国有数規模であり、水俣病患者、漁師、住民参加も得て、不知火海の再生の一端を担っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水俣市」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Minamata, Kumamoto 」があります。 スポンサード リンク
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