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水度神社[みとじんじゃ]
水度神社(みとじんじゃ)は、京都府城陽市寺田水度坂に鎮座する神社である。鴻ノ巣山のふもとにある。『山城国風土記』逸文に、「久世の郡水渡の社祗社」とあることから、風土記が編纂された奈良時代には存在したと考えられる。創祀は平安時代初期といわれる。平安時代前期に成立した延喜式には、「水度神社三座」と記されている。1873年(明治6年)に村社、1882年(明治15年)に郷社、1907年(明治40年)には府社に昇格した。現在は社格は廃止され、神社本庁に属し、「宗教法人 水度神社」と称している。国の重要文化財に指定されている本殿は正面一間、側面二間の一間社流造。屋根は檜皮葺で正面に大きな千鳥破風を付して外観に変化をもたせている。また、向拝の正面中央には。透かし彫りの唐草と笹りんどうをあしらった蟇股がつけられ、簡素にして優美な建物となっている。棟札によれば室町時代の1448年(文安5年)建立で、城陽市内で最も古い建造物である。 == 祭神 == 祭神は、旧寺田村の産土神で、天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)・高御産靈神(たかみむすびのかみ)・少童豐玉姫命(わだつみとよたまひめのみこと)となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水度神社」の詳細全文を読む
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