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水引[みずひき]
水引(みずひき)は祝儀や不祝儀の際に用いられる飾りで贈答品の包み紙などにかける紅白や黒白などの帯紐。贈答品や封筒に付けられる飾り紐のことで、その形や色により様々な使い分けを行う。もしくは、飾り紐などに使われる紐。また飾り紐としてだけでなく、鶴や船などの置物や髪飾りとしても使用される。 == 歴史と起源 == 室町時代の日明貿易において明からの輸入品の箱全てに赤と白の縄が縛り付けられており、この縄は明側が輸出用の品を他と区別するために使用していたに過ぎなかったが、日本側がこの縄を贈答に使用する習慣と誤解し、以後の日本で贈答品に赤と白の紐をかけるようになったという説や、航海の無事を祈ったり海賊から守るための魔除けとして縄に塗った黒色毒が解くと赤色に変色したという説などがあるが、その起源は定かではない。 宮廷への献上品には紅白の麻の紐で結ぶ習慣があった。 室町時代後期になると麻の紐の代わりに紙縒に糊水を引いて乾かして固め、紅白あるいは金銀に染め分けた紙糸が使用されるようになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水引」の詳細全文を読む
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