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牛車[ぎゅうしゃ, ぎっしゃ]
牛車(ぎっしゃ、ぎゅうしゃ)は、ウシや水牛に牽引させる車のことで交通手段のひとつ。主に荷物を運搬する荷車タイプのものと、人を運搬する乗り物タイプのものがある。 現代の日本では軽車両扱いではあるが、観光用や祭礼用などを除いてあまり見かけられなくなっている。かつては世界各地で用いられており、発展途上国では今でもごく普通に見ることが出来る。2005年にはコスタリカの牛飼いと牛車の伝統がユネスコの無形文化遺産に登録されている。 == 日本の牛車 ==
日本の平安時代では貴族の一般的な乗り物であった。移動のための機能性よりも使用者の権威を示すことが優先され、重厚な造りや華やかな装飾性が求められた〔国立民族学博物館 『旅 いろいろ地球人』 淡交社 2009年〕。そのため、金銀の装飾を施すなど華麗という以上に奢侈に流れる弊害が出たため894年(寛平6年)、一時乗車が禁止されたこともある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「牛車」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bullock cart 」があります。
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