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エコステーション(Eco-Station)は、低公害車の一種である燃料電池自動車や代替燃料自動車や電気自動車などのクリーンエネルギー自動車に燃料や充電用の電気を供給する場所の総称で、名称は2005年に解散したエコ・ステーション推進協会の登録商標となっている。 ==概要== *電気自動車用 :エコステーションではもっとも簡素な構成。駐車中に充電できるよう、非接触型コネクタ、交流200ボルト接触型コネクタ、コンセント(交流100ボルト・200ボルト)を備えている。2006年3月現在認定ステーションは45か所。市販の電気自動車やプラグインハイブリッド車が登場したことで、認定ステーション以外にも駐車場や公共施設などに充電器が設置されている。 *CNG自動車(天然ガス自動車・CNG車・NGV)用 :圧縮機(コンプレッサー)、畜ガス器、充填器(ディスペンサー)により構成され、都市ガスのパイプラインを引き込み充填する。都市ガスが来ていない地域ではLNGをガスローリーで搬入することもある。但し設置工事費に1億円程度、設備維持費に充填に必要な電気代が毎年100万円程度かかるのが難点。海外では電気を使用しないガスエンジンコンプレッサーもあるが日本では実用例はない。充填器が公道から5m以上離れていること、高圧ガス保安法の規制により保安監督者の配置が必要。エコステーション認定充填所は全国で約270か所、事業者が独自に設置した充填所を含めると300か所を超える。 *LPG自動車(LPガス自動車・LPG車)用 :コンプレッサー、LPGタンク、ディスペンサーにより構成される。エコステーション認定制度は主にトラック・ライトバン等のディーゼル代替LPG自動車用に設定されていた。これ以外に主にタクシー向けにオートガススタンドとして運営している施設も多く、これらを含めると全国に約1900か所。高圧ガス保安法の規制により保安監督者の配置が必要な第一種製造設備と保安監督者の不要な第二種製造設備に分けられる。 *メタノール自動車用 :2002年からは補助対象外となった。メタノール純度100%のM100を扱う場合は毒物・劇物取扱責任者の配置が必要。こちらはメタノール車が少ないこともあり、認定ステーションは8か所。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エコ・ステーション」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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