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水素化ウラン(III) または三水素化ウラン (UH3) はウランと水素の化合物である。 == 性質 == 水素化ウランは灰褐色から黒褐色の粉末または脆い固体で、強い毒性を持ち自己発火性がある。密度は20 ℃において 10.95 で、ウラン単体(19.1)よりも小さい。金属性導電体で、塩酸にはわずかに溶け、硝酸中では分解する。 立方晶であるが温度により結晶構造が変わり、低温で成長させるとα相、250 ℃以上で成長させるとβ相となる。いずれも室温では準安定となるが、α相を100 ℃に加熱するとゆっくりとβ相に変化する。α相、β相とも180 K以下で強磁性をもち、180 K以上では常磁性となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水素化ウラン(III)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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