翻訳と辞書 |
氷平風穴[こおりだいらふうけつ] 氷平風穴(こおりだいらふうけつ)は、長野県上田市真田町傍陽にある風穴。中組地区の山の標高1000m付近にある〔『信濃毎日新聞』2013年9月22日号〕。 == 概要 == 石垣で囲まれたくぼみになっており、間口1.8m、奥行き3.6m、高さ2.3mほどの大きさであると、古い資料が伝える。建物はないが、風穴に通じる石壁の通路が残る〔。 明治から昭和にかけて、風穴から流れ出る冷たい空気を利用して蚕卵紙を貯蔵して冷却し、蚕の卵が孵化する時期を遅らせるのに利用した〔。蚕卵紙を冷やさないと、春の気温上昇に伴い一斉に孵化するので、養蚕農家は通年飼育による生産規模の拡大を図ることができない。 風穴は、上田小県地域に約30か所ほどあり、長野県内には116か所を数える〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「氷平風穴」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|