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求礼郡(クレぐん)は大韓民国全羅南道の北東部にある郡である。東は慶尚南道に、北は全羅北道に接する。朝鮮半島の名山の一つである智異山(チリサン)が郡の北東にそびえ、登山者の玄関口になっている。 サンシュユ(山茱萸、山瀋按)・茶・野菜の栽培といった農業や農産品加工のほか、智異山登山や華厳寺などの観光が主な産業である。 == 歴史 == この地は百済の求礼次県であった。757年、統一新羅の景徳王の時代に求礼県と唐風に改名されている。智異山は仏教の聖地でもあり、華厳寺など多くの寺院が山中に建てられ、現在に残っている。 1895年に郡制が敷かれると求礼郡が設置され、1906年には北に隣接する全羅北道南原郡から山洞面など4つの面を併合した。1963年に求礼面が求礼邑に昇格し、1邑7面となっている。 * 1914年4月1日 - 郡面併合により、求礼郡が全羅北道から全羅南道に移管し、一部(古達面)が谷城郡に編入。求礼郡に以下の面が成立(8面)。 * 求礼面・艮門面・土旨面・馬山面・光義面・龍方面・外山面・内山面 * 1932年 - 外山面・内山面が合併し、山東面が発足(7面)。 * 1945年 - 艮門面を艮田面・文尺面に分割(8面)。 * 1963年1月1日 - 求礼面が求礼邑に昇格(1邑7面)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「求礼郡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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