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江別のれんが[えべつのれんが]
江別のれんが(えべつのれんが)は、北海道遺産のひとつ。北海道江別市で生産されている煉瓦で「野幌れんが」としても知られる。 == 概要 == 江別産の煉瓦は、市内ほか周辺地域の土壌に多く含まれる野幌粘土を原材料としており、褐色及び赤い色が特徴である。鉄道やトンネル・橋などのインフラ、サイロ、学校、民家、駅舎や倉庫建物などに用いられ、北海道近代化に貢献した。 現在も市内には江別市「歴史的れんが建造物保存活用事業」の一環として、400棟を越える煉瓦造りの建造物が保存されている。なお江別では現在でも3か所の煉瓦工場が稼働し、国内の20パーセント以上のシェアを占める、日本有数の煉瓦生産地となっている。 1994年に開館した同市内の建築施設「江別市セラミックアートセンター 」には、れんが資料展示室が設置されており、江別ならびに北海道における煉瓦の歴史を学ぶことのできる資料が多く展示されているほか、数々の関連イベントも行う「北のやきもの展示室」も設けている。 煉瓦と共に、西暦300年ごろのものとされる「江別式土器」も市内の遺跡から掘り出されていることなどもあって、江別市は陶芸の中心的な地域のひとつとしても知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江別のれんが」の詳細全文を読む
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