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江原 達怡(えはら たつよし、1937年3月26日 - )は、東京都出身の日本の俳優、実業家。血液型はA型。慶應義塾大学卒。 ==来歴・人物== 1948年に『鐘の鳴る丘』に子役で出演。その後東宝へ入社し、久保明らと共に若手青春スターとして活躍。1961年にスタートした『若大将シリーズ』では、若大将の友人・江口役でレギュラー出演。加山雄三らと共に若々しい演技に加え、清潔感ある都会派の好青年役で人気を集めた。 その他、黒澤明監督の『椿三十郎』、『赤ひげ』などの名作に出演。岡本喜八監督作品の常連として、『独立愚連隊』、『江分利満氏の優雅な生活』などにも助演し、印象を残した。 スポーツ万能で、スキー、ゴルフの腕はプロ並み。スキーにおいては、『ニュージーランドの若大将』で、スキーができない酒井和歌子のスタントマンを務め、見事な滑走を披露している。また、プロ並の自動車運転技術も持っていて、『ゴー!ゴー!若大将』では、劇中のラリーの指導も行っており、加山に負けず劣らずの才能ぶりである。しかし、反面では水恐怖症のため、カナヅチで水泳は全く出来ないという。『ハワイの若大将』では、劇中で海に突き落とされるシーンがあったため、撮影前に出演辞退を申し出たというエピソードがある。 俳優・児玉清の著作「負けるのは美しく」の中に、児玉が新人時代に喫茶店でサインを求められたとき、同席していた既にスターだった年下の俳優が「この人は雑魚だから、もらっても意味がない」と当時なりの悪意のない発言をするエピソードがあり、前後の関係から江原のことと推察される(同書には江原の実名はない)。 1970年代初め頃から実業家に転身。俳優としての仕事は減少したが、1999年の映画『メッセンジャー』に出演、DVDのオーディオコメンタリーや企画番組に登場するなどその後も度々元気な姿を見せている。近年は長野県で美術館の経営なども行っていたり、環境ジャーナリストを自称している。『若大将シリーズ』で共演した加山とは大学時代からの顔馴染みで、現在まで深い親交を持っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江原達怡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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