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江夏のオールスター9連続奪三振 : ウィキペディア日本語版 | 江夏のオールスター9連続奪三振[えなつのおーるすたー9れんぞくだつさんしん]
江夏のオールスター9連続奪三振(えなつのオールスター9れんぞくだつさんしん)は、7月17日に行われた、日本プロ野球のオールスターゲーム第1戦(西宮球場)における江夏豊が記録した9連続奪三振である。 == 背景 == 日本プロ野球、セントラル・リーグの阪神タイガースに所属していた江夏豊は5月5日に先発投手として登板していたが、3回1死後に脈拍数が160を超え、降板した〔ナンバー『熱闘!プロ野球三十番勝負』文春文庫、1992年、P192〜194〕。当時の球団は秘密にしていたが、「何万人に1人」の心臓病と言われており、酒は飲まないが、1日タバコを80本吸い(後に20本に減らした)、不規則・不摂生の生活を送っていた。前年に起こった黒い霧事件にも巻き込まれていた。 7月に入ってからの江夏は「何でか知らんが、今年はコントロールが悪いねん」と自分の投球内容に対しての不満を述べていたという。この年のオールスターゲーム前の成績は防御率3.12で6勝9敗と負け越していたが、7月9日に結果が発表されたオールスターのファン投票では、セントラル・リーグの投手部門で見事1位に輝いた。 江夏は日刊スポーツ紙の取材で、日本プロ野球どころか過去のメジャーリーグベースボールでも1度も達成されていない9連続奪三振の達成を予告したが、「江夏は九人全部、三振にとったるワ・・・とジョークも言った」と2面のほんの片隅に、わずか一行記事で片付けられた〔ナンバー『熱闘!プロ野球三十番勝負』文春文庫、1992年、P194〜198〕。 7月17日に西宮球場で開催されたオールスターゲーム第1戦の全セの先発バッテリーは江夏と田淵幸一。この年の田淵は腎炎を罹った影響で捕手としてほとんど試合に出ておらず(主に右翼手として出場。捕手は辻恭彦が務めていた。)、シーズン中にはまだ一度も組まれていないバッテリーだった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江夏のオールスター9連続奪三振」の詳細全文を読む
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