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江崎古墳[えざきこふん]
江崎古墳(えざきこふん)は岡山県総社市上林江崎に所在する前方後円墳。1984年に岡山大学の近藤義郎らによって発掘調査され、巨石を用いた横穴式石室と内部にあった家形石棺が明らかにされ、馬具、武器など多数の遺物が出土している。岡山県指定史跡である。 == 概要==
=== 墳丘=== 山麓の傾斜地に築造された前方後円墳で前方部を上に後円部を下方に、主軸を南北に向けて築造されている。2段築成で、全長45メートル、後円部径約32メートル、前方部前面幅25メートル、前方部高さ1.2メートル、後円部高さ5.2メートルをはかる。古墳の後円部北半から前方部にかけて幅3.0-5.8メートル、深さ0.8-1.6メートルの周溝が認められる。埴輪は前方部、くびれ部、後円部から少量出土しているが、破片数が著しく少ないので、ごく部分的、あるいはごく疎らに樹立されたと考えられる。円筒埴輪、朝顔形円筒埴輪、形象埴輪が認められ、須恵質のものは1点のみ検出されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江崎古墳」の詳細全文を読む
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