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東能美島[ひがしのうみしま]
東能美島(ひがしのうみしま)は、広島県江田島市に属する島である。隣接する西能美島、江田島とは陸続きで一つの島となっており、その全域が江田島市に属する。本ページでは、西能美島、江田島も合わせて解説する。
== 概要 == 広島湾の南に位置する島である。東能美島、西能美島、江田島のうち、東能美島が最も南に位置しており、西能美島は東能美島の北西に、江田島は東能美島のほぼ北(やや東寄り)にある。東能美島、西能美島、江田島に囲まれる形で江田島湾が存在し、津久茂瀬戸と呼ばれる湾に比べてかなり狭い海峡で広島湾とつながっている。東能美島は早瀬大橋で倉橋島とつながっており、さらに音戸大橋を通して本土とつながっている。 東能美島、西能美島、江田島は現在は一つの島となっているが、江田島は元々は独立した島であり、東能美島とは飛渡瀬と呼ばれる狭い海峡で隔てられていた。後にこの海峡は埋め立てられたが、現在でも飛渡瀬という名前は江田島市内の地名として残っている。 一方、東能美島と西能美島については、両島の中間地点は陸地の幅・標高ともにかなりあり、これらが過去に別の島であったという記録も伝承も存在しない。明らかに一つの島である能美島が東能美島と西能美島という別々の島名に分けられて地図に記されている正確な理由は不明であるが、一説によれば元々は単に能美島の西側・東側という意味で使われていたのが、近代に至って何らかの事情であたかも別々の島のように地図に記されたのだという。 2004年11月1日に江田島市に移行するまで、東能美島には佐伯郡大柿町が、東能美島と西能美島にまたぐ形で同能美町が、西能美島には同沖美町が存在し、江田島には安芸郡江田島町が存在していた。能美島が佐伯郡に、江田島が安芸郡に所属していたことになるが、江田島の津久茂地区は1925年2月1日までは佐伯郡津久茂村として佐伯郡に所属していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東能美島」の詳細全文を読む
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