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鳴海 (砲艦)[なるみ]
鳴海 (なるみ)は日本海軍の砲艦で前身は旧イタリア海軍の砲艦「エルマーノ・カルロット(Ermanno Carlotto)」を接収したものである。艦名は、現在の愛知県名古屋市緑区「鳴海」にちなんで名づけられた。「エルマ」ーノと「なるみ」の音の類似に基づく命名。 ==艦歴== 1921年に上海ドック&エンジニアリング社で竣工した小型砲艦で、1943年9月のイタリア降伏時に日本軍が接収し(自沈したという文献もある)、同年11月1日に日本海軍籍に編入、「鳴海」と命名、砲艦に類別された。佐世保鎮守府籍。第一工作部で整備後、主に揚子江下流域で活動した。1944年10月1日に軍艦から除かれ艦艇の砲艦に類別が変更された。 上海で終戦を迎え中華民国軍が接収。中華民国海軍「江鯤 (Chiang-Kun)」と改名され、1947年5月3日除籍された。1949年に中国人民解放軍海軍に投降した。1960年代に除籍された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鳴海 (砲艦)」の詳細全文を読む
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