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池上忠弘[いけがみ ただひろ] 池上 忠弘(いけがみ ただひろ、1932年 - )は、成城大学名誉教授。専門は英文学(中世英文学)。2011年(平成23年)秋の叙勲にて瑞宝中綬章を受章した。 ==経歴等== イギリス中世文学の写本・刊本の研究者である〔池上は「チョーサー研究会 」(ジェフリー・チョーサーや中世英文学に関する研究会)の実質的な主催者であり、イギリス中世の詩人の著作『農夫ピアズの幻想』を本邦初翻訳(新泉社、1975年、現在は「中公文庫」)して学界のみならず一般社会人にも触れられるようにした。〕。また教育者として、母校である慶應義塾大学、筑波大学を経て成城大学へ移り、ここで退官するまで長く後進の指導にあたった〔詳細については、池上の記念論文集『中世英文学の伝統』(雄松堂、1997)を参照。〕。
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