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住吉綱主[すみのえ の つなぬし]
住吉 綱主（すみのえ の つなぬし、天平元年（729年） - 延暦24年2月10日（805年3月14日）は、奈良時代から平安時代初期にかけての貴族。氏姓は池原公のち住吉朝臣。官位は従四位下・近衛少将。
== 経歴 ==
近衛将監在官中の延暦8年（789年）下総大掾を兼ね（この時の位階は外従五位上）〔『続日本紀』延暦8年2月4日条〕、翌延暦9年（790年）従五位下に叙せられる〔『続日本紀』延暦9年2月26日条〕。延暦10年（791年）常陸大掾を兼任する〔『続日本紀』延暦10年正月22日条〕。同年池原氏・上毛野氏の両氏は豊城入彦命の子孫であること、またその子孫は東国で6系統に分かれ居住地に因んで賜姓を受けていることから、居住地の摂津国住吉郡〔現在の大阪市住吉区および住之江区。〕に因んで住吉朝臣の賜姓を申請し、兄弟1名とともにこれを許されている〔『続日本紀』延暦10年4月5日条〕。
その後、延暦14年（795年）従五位上〔『日本後紀』延暦14年10月28日条〕、延暦18年（799年）正五位下と昇進し〔『日本後紀』延暦18年5月8日条〕、従四位下・近衛少将に至る〔『日本後紀』延暦24年2月10日条〕。 延暦24年（805年）2月10日卒去。享年77。最終官位は散位従四位下〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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