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決算公告[けっさんこうこく]
決算公告(けっさんこうこく)とは、会社法の規定に基づき定時株主総会の終結後遅滞なく、会社が定款に定めた公告方法によって公告する、財務情報の開示である。 ==概要== 1会計年度(事業年度、会計期間)の終了後の決算で作成された貸借対照表及び損益計算書は、株主総会による承認等、法で定められた手順を遵守した後、遅滞なく公告されることが義務付けられている。 しかし、決算公告が義務であることは一般的に認知されておらず、その義務を履行している株式会社も一部である。法務省は、罰則の厳格化よりも、決算公告を自発的に行う環境の整備が重要であるとの立場を示している。 日本では多くの企業が3月決算であることから、その株主総会が開かれる6月に決算公告が集中する(決算期が異なる場合は、それに応じて公告時期も変わる)。また、日刊新聞紙上で公告される場合は、全国紙の場合、主として日本経済新聞への公告の掲載が多い。地方の企業(地場企業)では、地元で広く読まれる地方紙に公告を掲載することがある。しかし、2001年の法改正以降、新聞への決算公告の掲載は大幅に減少し、自社Webサイトでの掲載する場合が多くなっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「決算公告」の詳細全文を読む
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