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沖縄赤瓦[おきなわあかがわら]
沖縄赤瓦(おきなわあかがわら)は、沖縄県で産する赤色の釉薬瓦(粘土瓦)である。琉球赤瓦(りゅうきゅうあかがわら)とも言う。なお、沖縄県で産する瓦を色にかかわらず総称する場合には、琉球瓦(りゅうきゅうがわら)、島瓦(しまがわら)と呼ぶ。 == 概要 == 伝統的な沖縄赤瓦は、本葺瓦の系統に属する瓦で、平瓦に相当する女瓦と、丸瓦に相当する男瓦とからなる。瓦を葺く際には、まず女瓦を並べて、その左右の継ぎ目を覆うように男瓦を被せ、台風などの強風にも耐えるように瓦どうしの隙間を漆喰で塗り固める。このため、赤瓦を用いた屋根は、瓦の赤と漆喰の白とのコントラストが際だつ外観となる。 なお、沖縄県以外で生産される赤色の瓦で、焼成の途中で食塩を投入する塩焼瓦や、赤色の釉薬瓦も赤瓦と呼ばれる。塩焼瓦の代表例としては愛知県西三河地方で産する三州瓦、赤色の釉薬瓦の代表例としては島根県石見で産する石州瓦がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「沖縄赤瓦」の詳細全文を読む
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