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河内七墓 : ウィキペディア日本語版
河内七墓[かわちななはか]
河内七墓(かわちななはか)とは奈良時代日本で、行基によりに河内国(現在の大阪府東部)に作られたとされる7箇所の墓地行基菩薩河内七墓ともいう。
==歴史・概要==
大阪府東大阪市の長瀬有馬、岩田、額田と八尾市の神立、垣内、恩智神宮寺、植松晒の7箇所の共同墓地り総称である。盆の14日に七墓参りをすると迷惑を掛けずに極楽往生できるとの言い伝えがあり、中河内地域では盆の月にお年寄りが七墓参りをして先祖供養をする風習がある。
行基が37歳のころに薬師寺を飛び出して民衆に仏教の布教を始めた当時、中河内一帯は天候不順による飢餓と疫病の蔓延で多数の死者が出、死体は供養されずに野晒しにされる状態であったと伝えられる。それを憂いた行基は民衆に呼びかけ、遺棄・放置された死体を共同で集めて荼毘に付し、供養したのが河内七墓の起源とされる。現在も各地域周辺の共同墓地として存続している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「河内七墓」の詳細全文を読む



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