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河内弁(かわちべん)とは、大阪府東部の河内地方(旧河内国)で用いられる日本語の方言である。近畿方言の一種。河内地方を含めた大阪府下は際立った地理的障害もなく、大阪都市圏として経済的・文化的に大阪市との結び付きが強いため、方言も府下一円でほとんど均質である〔楳垣編 (1962)、426-427頁。〕。しかしながら、摂津・河内・泉州など地域ごとの違いも存在し、河内弁ではサ行イ音便、二人称「われ」、疑問の終助詞「け」などが特徴である。 == 方言区画 == 河内地方は南北に広いため、地域によって若干の違いがある。以下は山本俊治による区分である〔楳垣編 (1962)、427-429頁。〕。 ; 中・北河内方言 : 北河内方言(枚方市・交野市)と中河内方言(寝屋川市・守口市・大東市・東大阪市・八尾市・大阪市東部)に分かれる。特に中河内の方言は河内弁らしいとされる。 ; 南河内方言 : 柏原市・藤井寺市・松原市・羽曳野市・富田林市・河内長野市・大阪狭山市・堺市東部・南河内郡(美原町・太子町・河南町・千早赤阪村)の方言。泉州弁とのつながりもかなり濃厚である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河内弁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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