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河内源氏[かわちげんじ]
河内源氏(かわちげんじ)は、河内国(現在の大阪府の一部)に根拠地を置いた清和源氏の一流。一般的に武士で「源氏」という場合、この系統を指す。また、「平家」と称される伊勢平氏と併称される場合には源家(げんけ)という呼称も古くは用いられていた〔河内源氏の概要や成立については、元木泰雄著『河内源氏』(中央公論社、2011年)2頁~29頁に詳しい。〕。 == 概要 ==
=== 河内源氏の祖 === 清和源氏の武士団を摂津国川辺郡多田(兵庫県川西市多田)に最初に形成した源満仲の三男の源頼信を祖とする。頼信の長兄は摂津源氏の祖の源頼光であり次兄は大和源氏の祖の源頼親である。 源頼信は、河内国古市郡壷井(現在の大阪府羽曳野市壷井)を本拠地とし、香呂峰(こうろほう)の館を建てる。本拠地が河内国であることから「河内源氏」と呼ばれる。 羽曳野市には、八幡太郎義家をはじめとする河内源氏の墓や、氏神の壷井八幡宮や壷井権現(祭神・源頼信、頼義、義家、義綱、義光)がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河内源氏」の詳細全文を読む
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