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河内長野市(かわちながのし)は、大阪府南河内地域に位置する市。 市の中心部に対しては旧町名を用いて長野と呼称されるほか〔現在も長野公園、長野神社、長野小学校のように旧町名を用いる施設が残る。〕、南部の山麓地域では奥河内という観光名称が使われ、滝畑四十八滝や岩湧山などの大自然、観心寺や金剛寺、高野街道などの歴史的価値のある史跡や建造物が残る。楠木氏ゆかりの地としても知られており、国宝・重要文化財数に関しては全国の市町村のうち日光市に次ぐ12位であることから「文化財のまち 河内長野」と称される〔平成21年12月の行動記録(2) - 河内長野市〕。 大阪都心まで約30分、関西国際空港へは約1時間という交通至便の地にありながら、市を囲む山並みは壮観で、市内に居ながらにして大自然を満喫できることなどから、市制施行以降、市内各地にニュータウン(新興住宅地)が造成され、衛星都市として発展してきた。 週刊東洋経済の「日本のいい街ランキング」によると2012年発表の総合ランキングで全国788市中149位(大阪府内33市中8位)と2010年の288位より大きく順位を上げた。同誌の「安全・安心な街ランキング」においては、大阪府内で第1位を記録している。 市内全域において10月2週目にはだんじり祭が盛んに行われており、ぶんまわし(全地区)や、曳き歌(市町東、向野町、三日市地区)、やりまわし(三日市地区)などの泉州や南河内など様々な形態の祭りが盛んに行われている。 また、河内長野市は、爪楊枝(つまようじ)の産地としても知られており、全国の爪楊枝の生産の大半がここ河内長野で行われている。 == 地理 == 南に和泉山脈がある。和泉山脈の向こう側は奈良県と和歌山県で、奈良県側は五條市、和歌山県側は橋本市と伊都郡かつらぎ町にそれぞれ接している。河内長野市は、北を頂点とした三角形の市域を形づくっている。大阪府内で3番目に広い面積を持っている。(面積:109.61km²(東西16.3km 南北15.8km) その面積の7割は森林で、石川や石見川など河川沿いに平野が開け、北に向かって河内平野に続いている。市域の大部分は砂岩地帯、肥沃な土壌と内陸性の湿潤温暖な気候があいまって、稲や野菜、果樹の栽培に適していると言われている。 * 河内長野市の位置と海抜 * 位置:東経135度34分 北緯34度27分 * 海抜:最高924.2m 最低76m * 山:岩湧山 * 河川:石川、石見川 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河内長野市」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kawachinagano, Osaka 」があります。 スポンサード リンク
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