翻訳と辞書 |
河内風穴[かわち ふうけつ]
河内風穴(かわち ふうけつ、かわちのかざあな、英語名:Kawachi Wind Cave〔他に、Kawachi Fuketsu、Kawachi-no-Fuketsu との表記もあり。〕)は、日本の滋賀県犬上郡多賀町河内にある鍾乳洞である。「河内の風穴(かわちのふうけつ)」とも称す。総延長が約10,020m〔「河内風穴」長さ国内3位 多賀の鍾乳洞 さらに長い可能性 - 47NEWS 2012年7月4日(47NEWS)〕で日本国内では第3位の長さ。1959年(昭和34年)に「河内の風穴」の名で滋賀県指定天然記念物に指定された。 == 概要 == 河内風穴は鈴鹿山脈北部にある霊仙山山塊の石灰岩地帯に位置し、約55万年(新生代第四紀更新世中期イオニアン〈cf.〉)より以前に形成されたとされている。近畿地方随一の規模で、測量されている部分だけでも長さが約10,020m、総面積は1,544m2とされている。洞口(洞窟の出入り口)の高さは1mで、内部は4層に分かれている。第1層は1,190m2、第2層は215m2、第3層は33m2、第4層は116m2である。洞内温度は一年を通して11℃程度である〔入場券より〕。 1922年(大正11年)に観光用の電灯や梯子が設置され、洞口から約200mほどの範囲にある第1層と第2層の一部が一般公開されている。それより奥は入り組んでいるため、許可を得た者しか立ち入れない。一般公開されている部分には鍾乳石などの。 その昔、地元の村人が洞内に犬4頭を放して洞口を閉ざしたところ、1頭は死に、残りの3頭は鈴鹿山脈の向こう側〔参照:犬上郡#隣接する郡と国。〕の伊勢国(現・三重県)篠立風穴に現れたとの。青の水路という絶景や地底湖が立ち入り禁止区域に存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河内風穴」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|