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河北博文[かわきた ひろぶみ]
河北 博文(かわきた ひろぶみ、1950年(昭和25年)〔河北博文 「地域との双方向の関係を構築するパブリックリレーションズが重要」 『TKC医業経営情報』 2008年6月号〕 - )は、日本の医師、病院経営者である。医療法人財団河北総合病院(東京都杉並区)理事長。日本医療機能評価機構専務理事、東京都病院協会会長。過去には日本病院会副会長、医療保険審議会委員、老人保健審議会委員、行政改革推進本部規制改革委員会参与・委員・専門委員なども歴任した。 == 人物 == 成蹊学園を経て慶應義塾大学卒業。同大学院博士課程修了、シカゴ大学ビジネススクール修了。 医療機能の第三者評価を行う財団法人、日本医療機能評価機構の設立を主導したことで知られる〔。また、病院協会の役員活動、内閣府・厚生労働省審議会等への参加を通して日本の医療政策に携わっており、規制緩和とともに医業の民営化を推進している〔。河北の主張は日本の医療への事実上の「市場競争原理」導入であるが、それについて「選択の自由」と捉えるべきとし〔医療における選択の自由 河北博文 『21世紀の保健医療を考える』(ファイザー株式会社) 2003年9月、2011年3月19日閲覧〕、また適切な医療市場の形成のためには情報の非対称性の解消が必要だとしている〔。河北はこれまで、医療特区の実施、混合診療や株式会社による病院経営の解禁、外国人医師による医療の導入などを主張してきた〔河北総合病院理事長 河北博文先生 『医療の視点から』 株式会社メディカル・コンシェルジュ、2011年3月19日閲覧〕。河北は社会のあり方や環境問題などに広汎な関心があり、自身が経営する医療法人財団、及び河北総合病院を社会的モデルとして位置づけているという〔。 非常勤講師として、慶應義塾大学大学院(健康マネジメント研究科)で病院経営論を教える〔教員紹介(2010年4月1日現在) 河北博文 慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科〕。また、株式会社ヒューマンアカデミーが運営する「英国国立ウェールズ大学経営大学院MBA(日本語)プログラム」においては、「教授」を務める〔 「医療の戦略と実践」 全3回 受講料14万円、2011年3月19日閲覧〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河北博文」の詳細全文を読む
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