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厚木駅(あつぎえき)は、神奈川県海老名市河原口一丁目にある、小田急電鉄・東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・相模鉄道(相鉄)の駅である。小田急電鉄の駅番号はOH 33。 == 概要 == 駅名は「厚木」であるが、厚木市ではなく「海老名市」に所在する〔倉持裕和(2015年2月17日). “各駅停話:302 小田急小田原線:15 厚木 海老名市にあるけれど”. 朝日新聞(朝日新聞社)〕。理由は、はじめに神中鐵道(現・相模鉄道)が対岸の厚木までの路線を計画していたものの資金不足を理由に川の手前側に設置した駅を「厚木」と命名したという説がある〔。 また、駅を作ったときには海老名は寒村であったため、海老名村の村長であった望月珪治と厚木町の助役で神中鐵道の重役であった中野再五郎と相談し、相模川対岸のよく知られた厚木町の名前をもらって駅名にしたという説もある〔 〕。現在の駅は1927年に開業した「河原口駅」が1944年に改称されたもので、旧厚木駅は1941年に旅客営業を廃止している。厚木市の中心駅は一駅隣にある小田急本厚木駅で、こちらは河原口駅の改称に伴い旧称の相模厚木駅から「本来の厚木」という意味で新しく命名された駅である。 旅客駅としては、小田急とJR東日本が構内を共用する共同使用駅となっており、小田急が駅を管轄している。 海老名市のホームページでは2009年に市民からの「本厚木ではなく偽厚木と説明しなければならないため駅名変更してほしい」という意見への回答として、2008年度にJR東日本に改名の提案をしたが、厚木の駅名が定着していることと、駅名変更に多額の費用がかかるため駅名変更の予定がないと回答されたこと、小田急からも変更の予定はないと回答されたことを示している〔海老名市 - 市長への手紙~これまでにいただいたご意見・ご要望・ご提案(Q&A)~ Q.4-2 ロマンスカー海老名駅停車?: 〕。 神奈川県鉄道輸送力増強促進会議は、2012年度の小田急電鉄向け要望書にて、海老名市にあるにもかかわらず当駅が「厚木駅」と名乗っていることから駅名の改称を要望している(JRに対しては未確認)。これに対し、小田急電鉄は「駅名変更計画は、現在のところない」としている。なお、小田急電鉄はこの要望を受けて駅名標に「神奈川県海老名市」と2012年2月から併記している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「厚木駅」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Atsugi Station 」があります。 スポンサード リンク
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