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株式会社河合商会(かわいしょうかい)は、かつて存在した日本の模型メーカーである。 なお、同業のカワイモデルとは、資本なども含め無関係である。 == 概要 == 主にプラモデル製品やプラスチック製のNゲージ鉄道模型などを製造、販売していた。主な製品には、日本の情景を再現したジオラマの「箱庭シリーズ」「風物詩シリーズ」のプラモデルや日本型の貨車の鉄道模型などがあった。自社製品以外に香港などからダイカスト製模型を輸入・発売していた。最盛期には中国を中心に海外にも製品を輸出するなどして、2003年8月期には9億円を売り上げていた。 しかし、リーマンショックや東日本大震災の買い控えムード、及び円高の影響で採算が悪化。2011年8月期で2億5000万円にまで売上が低迷。2012年10月15日に事業停止し、事後処理を弁護士に一任。2012年12月5日、東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受けた。負債総額は約1億6000万円(自己破産申請時点)。 廃業後、鉄道模型製品は鉄道模型店のポポンデッタが事実上引き継いだ〔2012年11月の宮沢模型秋の商売繁盛応援セール(小売店対象の商談会)のポポンデッタブース内で旧・河合商会の鉄道模型部門の引継ぎを報告。RM MODELS 2013年1月号 ネコパブリッシング刊。〕。プラモデル製品の「箱庭シリーズ」と「風物詩シリーズ」は、マイクロエースから再発売された。 なお、ポポンデッタは以前にも河合商会製造の「ぽぽらま」シリーズを展開していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河合商会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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