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河尻神宮[かわしりじんぐう]
河尻神宮(かわしりじんぐう)は、熊本県熊本市南区に鎮座する神社である。旧社格は県社。 == 由緒 == 鎌倉時代、1197年(建久8年)に河尻荘の領主である河尻三郎源実明が、鶴岡八幡大神の御分霊を河尻荘小岩瀬(現在の熊本市南区富合町小岩瀬)に勧請したのが起こりといわれている〔日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年〕。鶴岡八幡大神を主祭神とし、天照皇大神、春日大神、住吉大神、阿蘇大神の4柱を配祀するので、古くより若宮五社大明神と称し、河尻荘1町87村の総氏神として社領33町を有していた〔熊本日日新聞編纂『熊本県大百科事典』熊本日日新聞社、1982年、170頁〕。 室町時代、河尻氏の没落により衰微したが、加藤清正公の尊崇を受け、1587年(天正15年)現在地に遷宮・再興し、続く細川家代々の藩主も同様に篤く崇敬した。明治維新後郷社とされ、1898年(明治31年)には県社に列した〔熊本県川尻町編『肥後川尻町史』青潮社、1980年、397頁〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河尻神宮」の詳細全文を読む
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