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河惣 益巳(かわそう ますみ、1959年3月27日 - )は、日本の漫画家。愛知県豊橋市在住。女性。 1981年、『別冊花とゆめ』(白泉社)夏の号に掲載の『ツーリング・エクスプレス』でデビュー。 == 概要 == アマチュア時代にアテナ大賞に応募した読み切り作品『ツーリング・エクスプレス』が第3席(昭和55年度)を受賞し、デビュー。漫画投稿、3本目の作品であった。 代表作に『ツーリング・エクスプレス』、『火輪』、『サラディナーサ』、『玄椿(くろつばき)』、『ジェニー・シリーズ』等。 画力に比してストーリー創作能力が非常に高い漫画家であり、多くの作品はしっかりしたプロットのもとに描かれている。 デビュー作『ツーリング・エクスプレス』はその後シリーズ化され、本編完結後も「特別編」として描き続けられる人気シリーズとなったが、この作品がヨーロッパを舞台としていたことから、ヨーロッパをテーマにした作品が得意な漫画家と考えられ、ヨーロッパものを幾つも描くことになった(『風の城砦』『サラディナーサ』『花巡礼』等)。 しかし、実は日本や中国など東アジア文化にも造詣が深く、道教神話の世界をモチーフとした『火輪』では田中芳樹や井上祐美子など、中国ものを得意とする作家たちからも絶賛を受けた。 以下プロフィールは、『ツーリング・エクスプレス』2巻巻末に掲載された作者インタビューおよびQ&Aより。 星座:おひつじ座。血液型:A型。好きな食物:トマト、メロン。好きな花:ユリ、サクラ。好きな小説:司馬遼太郎『燃えよ剣』。好きな映画:「風と共に去りぬ」。記憶に残る漫画:一条ゆかり氏「雨のにおいのする街」。高校くらいから漫画家を志したが、それ以前は、社会科教師志望だった。自分の性格については、好きな面が「天才的忘却力。イヤな事があっても一晩寝れば忘れちゃうところ」、自分でイヤな面は「妥協ができない事。しかも妥協できない事柄が人より多いみたい」とのことだが、「そんなガンコな自分も本当はちょっと好き」と語っている。 2010年8月現在は、隔月誌『MELODY』にて大国に渦巻く陰謀を描く『蜻蛉(せいれい)』を、月刊誌『別冊花とゆめ』にて『ツーリング・エクスプレスEuro』や『ジェニー・シリーズ』の3作品を不定期連載中である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河惣益巳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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