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河豚の卵巣の糠漬け[ふぐのらんそうのぬかづけ]
河豚の卵巣の糠漬け(ふぐのらんそうのぬかづけ)は、石川県の郷土料理である。河豚の子糠漬けとも呼ばれる。 == 概要 == フグの卵巣には、肝などと同様に致死性の高い毒素であるテトロドトキシンが多く含まれているため、そのままでは食用にできない。 しかし、石川県白山市の美川地域、金沢市の金石、大野地区では、その卵巣を2年以上にもわたって塩漬けおよび糠漬けにする事で、毒素を消失させ珍味として販売している。なお、新潟県佐渡市には河豚の卵巣の粕漬けという似た料理がある。 食品衛生法により食用が基本的に禁止されている卵巣を、この加工法で食品として製造しているのは、日本全国でこの美川、金石、大野地区のみである。なお、味は濃厚で米飯とともに食べたり、酒の肴として重宝されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「河豚の卵巣の糠漬け」の詳細全文を読む
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