翻訳と辞書 |
沼津垣[ぬまづがき]
沼津垣(ぬまづがき)とは、竹垣の工法の1つ。 静岡県沼津市に伝わるもので、土地の名のついた竹垣は沼津垣と大津垣だけと言われている〔沼津市公式サイト「探そう!ぬまづの宝 沼津垣」 〕。駿河湾に面した沼津市付近は西風が強く、それを防ぐために古くから沼津垣が利用されてきた。材料には箱根山に多く自生し、俗に箱根竹と呼ばれる、直径1cmほどの細いメダケを使い、十数本ずつ束ねて杉綾模様で編んでいく〔三島市公式サイト「沼津垣 〜箱根の篠竹(しのだけ)で作られた〜」 〕。 沼津垣は江戸時代以前から作られ続けていたといわれ、沼津の風景を描いた江戸時代の浮世絵や絵図にも描かれており〔歌川広重の行書版五三次や人物東海道〕、この地域で古くから広く利用されていたことがわかる。現在では沼津垣が減り職人も少なくなっているが、沼津御用邸や若山牧水記念館などで目にすることができる〔。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「沼津垣」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|