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法台寺[ほうだいじ]
法台寺(ほうだいじ)は、埼玉県新座市にある寺院である。所在地の「道場」という地名はこの寺に因む。 == 歴史 == 源実朝の妻、久米御前の菩提を弔うために将軍宗尊親王の命で、文永3年(1266年)年、宝台寺が建立されたといわれている。後に他阿真教が遊行の際にこの地を通りかかり、時宗とした。当時は無量光寺を本寺とする時宗当麻派に属し、無量光寺6世・13世他阿上人はこの寺の出身である〔座間美都治『当麻山の歴史』当麻山無量光寺、1974年〕。他阿真教の木像と時宗流の書体による多数の板碑が残されている。 浄土宗中興の祖である観智国師慈昌存応は、この寺の住職蓮阿に入門して僧となり、最後に増上寺に入って徳川家康の帰依を受けた〔大谷愍成編『普光観智国師』増上寺、1919年〕。この頃寺の名を宝台寺から法台寺に改め、宗派も時宗から浄土宗に変わっている。存応が生前に作らせた木像もある。江戸時代は朱印地13石5斗。 明治20年(1887年)大火で伽藍が全て焼失、その後仮本堂が建ったが、平成元年(1989年)現在の本堂が完成した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「法台寺」の詳細全文を読む
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