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泛緑連盟[はんりょくれんめい]
泛緑連盟(はんりょくれんめい、中国語繁体字:泛綠聯盟)とは、中華民国(台湾)において台湾の位置づけについてほぼ共通の政治的主張を行っている複数の政治集団の通称。具体的に組織化された集団の集合体ではない。泛綠聯盟のほかに“泛綠陣營”や“泛綠軍”という別称もあるが、いずれの名称も主力団体である民主進歩党(民進党)のイメージ・カラーに由来している。なお、日本では泛緑連盟のほかに汎緑連合と呼ばれることも多い。 対立勢力に、中華民国アイデンティティーの強い中国国民党を中心とした泛藍連盟がある。 == 概説 == 民進党の他には台湾団結連盟がある(台連〔日本のマスメディアでは、民進党政権時代に台連も「与党連合」としたものが多いが誤り。台連の立場は公式にはあくまでも野党であり、民進党とは政策協定も結んでおらず、党としての入閣もしていない。〕)。民進党は2000年5月から陳水扁総統の与党、2008年5月の政権交代以降は野党という立場にある。台連は陳政権下では公式には野党であったが、対中関係などでは民進党と台湾アイデンティティーを共有していることから民進党に協力することが多い。泛緑連盟の構成員・支持者は総じて台湾の独自性を強調し、台湾人としてのアイデンティティーを求める傾向が強く、そのことは主張する政策に明確に反映されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「泛緑連盟」の詳細全文を読む
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