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泡 : ウィキペディア日本語版
泡[あわ]

(あわ、あぶく、、)または泡沫(ほうまつ、うたかた)とは、液体もしくは固体がその中に空気などの気体を含んで丸くなったもの。気体を包む液体の表面張力により作られる。固体の泡は、液体の状態で形成されたものが固体化されたものが普通である。
液体中に生じた気泡は密度が小さく、上昇して水面に姿を現すとあぶくとなる。液面に出た場合、液体側はやや平らになり、空気中に丸く突出する。空気中の部分は薄い液体のからなるが、次第にそれを構成する液体が流下するので薄くなり、最終的には壊れる。これはシャボン玉と同じである。
すぐに割れてなくなるさまから、はかなく消えるもののたとえに用いられる。
== 特徴 ==
泡には次のような特徴がある。
* 空気を含む泡により構成された材料は、軽量化を図ることができる。空気は熱伝導率が小さいため、断熱性に優れた材料が構成できる。
* 界面張力が小さいため接触角が小さくなり濡れを生じやすい。つまり付着性が高い。
* 泡を含む食品は、独特の食感がある。
* 泡の表面には水中の微粒子が吸着される。
* 温度が高くなると、泡を作る液相の粘性が下がり泡が消失しやすくなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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