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波動エンジン : ウィキペディア日本語版
波動エンジン[はどうえんじん]

波動エンジン(はどうエンジン)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』に登場する航宙艦艇用エンジンで、ワープを可能とする能力を持つ。
== 概要 ==
波動エンジンは、宇宙エネルギーを超光速タキオン粒子へ圧縮変換して動力とするために通常空間における事実上の無限動力機関であり、同粒子が反動推進剤をも兼ねるために航続距離も無限大である。その能力は光速を超えさせることすら可能であり、地球の科学技術力では不可能であったワープが実現される。地球の航宙艦では初めてヤマトに搭載された。
ただし異次元空間にとらわれた際にはエネルギーを取得できず機能を停止する〔第15話 「必死の逃亡!!異次元のヤマト」より。〕。
波動エンジンが生み出す高出力エネルギーは、「波動砲」という驚異的な破壊力を持つ兵器も誕生させる。
波動エンジンの性能は、搭載艦の基本性能に直結する。ヤマトが単艦でガミラス帝国に対抗できたのは、敵戦力が全体の一部であったことや、戦術の巧みさと幸運に恵まれたことなどを勘案しても、波動エンジンの高性能によるところが大きい。
波動エンジンは、イスカンダルと同様の技術体系を持つガミラスの航宙艦艇にも採用されている。これは「デスラー砲」が波動砲と同じものと語られていることからも、その事実がうかがえる。
「波動」という用語は、宇宙波動理論ないし次元波動理論という架空の理論に由来し、当作品ほか、戦士の銃のエネルギー源など関連作品でも、超科学的なものを説明する便利なタームとして使われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「波動エンジン」の詳細全文を読む



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