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『泣くな、はらちゃん』(なくな、はらちゃん)は、2013年1月19日から3月23日まで、日本テレビの『土曜ドラマ』枠(土曜日21:00 - 21:54、JST)で放送された日本のテレビドラマ、もしくは劇中に登場する架空の漫画。主演は長瀬智也(TOKIO)。岡田惠和の脚本によるオリジナル作品。 ヒロインが描く漫画の主人公が実体化して(ドラマ上の)現実の世界に現れ、創造主でもあるヒロインに恋をするというファンタジー作品である。 本作品は日テレオンデマンドでも放送終了後の日曜日12:00から順次有料で見逃し配信された。 == 企画・制作 == 本作品の脚本は岡田惠和が長瀬智也をイメージして書き下ろしたものである。「はらちゃん」のキャラクター作りには長瀬自身も積極的に意見を出し、スタッフもそれを取り入れて、赤のスタジャンなど放送当時から見れば「時代錯誤」なファッションのキャラクター像をつくりあげたという〔。2011年8月に企画メモを作り企画書が完成したのは2012年4月である。 また、本作のプロデューサーで『Q10』『妖怪人間ベム』など、「人間でないものから人間を見て、人間って何だろうということを考えてきた」というコンセプトのドラマを手がけてきた河野英裕は、本作においてもそれらを踏襲しつつ、アプローチを変えてラブストーリーを軸に「人間を描く」ことを目的とし、そこから生まれたのが漫画から飛び出すヒーローであると語っている。〔この段落の出典。〕 ヒロイン役の麻生久美子については、漫画の世界から飛び出したはらちゃんが初めて恋をして追いかける女性にふさわしい、「永遠の憧れを演じられる女優」として起用され、麻生にとって約2年半ぶりの連ドラ出演となった。 クランクインは2012年12月上旬〔。 物語の舞台となる町は都会ではなく、懐かしさの残るノスタルジックな雰囲気の場所と設定され、地域のフィルム・コミッション・みうら映画舎などの協力により、三崎下町商店街周辺を中心とする神奈川県三浦市各所でロケが行われている。ロケ地は昭和の雰囲気を残しており、河野は「この町なら、ドラマのようなファンタジーが起きてもおかしくないんじゃないかと思った」と当地を選んだ理由を語っている〔。また、越前さんの家などのセットも、落ち着いた雰囲気や長年の生活感をイメージして作られた〔。 放送中、三崎の商店街内の交流スペースではロケ地の地図やキャラクターの衣装などが展示され、本作の影響でロケ地巡りをするファンが土日に数十組訪れたという影響をもたらしている〔。 File:2010-03-01 Misaki port Part1.jpg|三崎漁港 ファイル:Kainan shrine 2010-03-01.JPG|海南神社 File:Misaki_Shopping_street_part1.jpg|三崎町の商店街 File:Miura 01.jpg|三浦市の大根畑 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「泣くな、はらちゃん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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